こんな人向けの記事です。
提案文って何書けばいいの?っていう気持ちわかります。
難しく考えがちですが、「あなたの依頼に対して仕事ができます!」ということをうまく伝えられればOKなんです。
この記事では、
について解説していきます。
案件提案文のテンプレート
汎用的に使えるテンプレートです。
以下のテンプレートを元に、案件ごとにあなたなりに修正して使ってください。
記事作成に興味があり、応募させていただきました。
私は~
○○については、△△で経験・知識があり、執筆できます。
具体的には~
今回、その経験・知識が活かせると思い、ぜひお引き受けさせていただければと思います。
(ご指定の情報)
・
・
(職歴、ライター歴など)
・
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(過去執筆記事・サンプル記事)
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・
ご検討のほど、よろしくお願い致します。
だいぶ変更して使っていますが、自分の場合はこんな感じで提案してます。
記事作成に興味があり応募させていただきました。
10年ほどエンジニアの経験があり、現在はその経験と知識を活かしてWebライターとして活動しています。
クラウドソーシングだけでなく、オウンドメディアを持つ企業様と直接取引もさせて頂いています。
XXX(その案件に向けたポイント)
(過去執筆記事・サンプル記事)
自身のブログにてポートフォリオを公開しておりますので、
ご確認いただければ幸いです。
'https://gorogolog.info/job-request-profile-portfolio/'
※著作権は移譲済みですので、サンプルとしてご確認ください。
1.文系プログラマの就職に関する記事(6,500文字程度)
※添付ファイル参照
2.ネットワーク機器に関する記事(4,500文字程度)
※添付ファイル参照
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納期厳守・素早い対応を心がけております。
他クライアント様との調整はありますが、フリーで活動中ですので時間の調整は可能です。
採用頂けましたら別枠でスケジュールを確保させていただきますので、
ご検討のほど、よろしくお願い致します。
案件の提案で書くべき内容
案件の提案で書くべき内容は、次のとおりです。
- あなたが何者であるのか
- 案件に対してあなたができること
- クライアントが求める情報
- 実績
それぞれ詳しく見ていきましょう。
あなたが何者であるのか
クライアントから見たら、あなたのことは一切わかりません。
どういう人なのかを簡潔に伝えましょう。
自分の場合は、次の一文。
案件に対してあなたができること
クライアントは記事を書いてほしいわけですが、あなたは何ができるのか、といった部分です。
だけだと、クライアントには刺さりません。
あなたに依頼することのメリットを示す必要があります。
という人の方に頼みたいと思いますよね。
なぜ、その記事が書けるのかといった根拠も示すことが重要です。
「経験」を使うことが最も説得力があるかなと思っています。
クライアントが求める情報
案件によっては、クライアントから欲しい情報を指示されることがあります。
年齢、ライター歴、実績などなど...
クライアントから指示された情報は、必ず記載してください。
かつ、クライアントが指定するフォーマットに沿って書くことがおすすめです。
こちらのフォーマットを崩してでも、クライアントが指定する順番で書いておきましょう。
こんな感じで指定されることがあるので、それに沿って書いていきます。
理由としては、案件の内容をきちんと確認した上で応募していることを示すため。
さらに、クライアントが判断しやすくするためです。
実績
はじめのうちは実績がないので、書きづらい部分ですよね。
案件をこなして、クライアントから許可を貰えば実績として提示できますが、それまではどうしたらよいでしょうか。
自分がやっていたのはサンプル記事を作ること。
やはり、クライアントとしては、どんな文章を書くのかは一番知りたい部分です。
実績がない場合は、サンプルでも良いので作っておくと提案しやすくなりますよ。
サンプル記事は、提案する案件のジャンルとあったものを作りましょう。
はじめは手間がかかりますが、実績を用意できない場合は効果的です。
自分の場合は、ブログの記事として用意しましたが、以下の方法もあります。
- Googleドキュメント
- Wordファイル
- PDFファイル
Googleドキュメントは、簡単に共有できるため、一番おすすめです。
案件の提案が通らない理由
という人のために、いくつか考えられる原因とその理由を書いていきます。
当てはまる場合は、修正してみましょう。
プロフィールが悪い
仮に100点の提案文だったとしても、プロフィールが30点だったら、クライアントに採用されない可能性があります。
クライアントも忙しいので、長文の提案文はあまり読まないはず。
良い提案が来たら、気になるのでプロフィールを確認するでしょう。
そこでプロフィールの内容がイマイチだったら、あなたならどう思いますか?
このブログでイチから対応している人であれば、プロフィールはしっかり書いていることでしょう。
もし、プロフィールの書き方に自信が無い人は、こちらの記事を参考にプロフィールを書き直しましょう。
提案文がテンプレ化しすぎ
多くの案件に提案をするため、提案文はテンプレ化するものです。
しかし、あまりにも汎用的すぎるテンプレは、クライアントに刺さらないものとなってしまいます。
クライアントが提示する案件に、ぴったりマッチしていますよ!とアピールするために、案件ごとに提案文は変わるはずなのです。
案件ごとに、クライアントが求める「欲しい情報」を記載することを意識しましょう。
他者との差別化が図られていない
クライアントの元には、たくさんの提案文が届きます。
その中から、あなたを選んでもらうためには、他の提案者との差別化が必要です。
差別化を図る方法としては、
- 経験
- スキル
- 熱意
- 納期
- 金額
などが挙げられます。
詳しいことは次の章で解説しますね。
納期・金額がマッチしていない
納期や金額はしっかり入力できていますか?
クライアントの納品希望が15日なのに、20日納品予定にしていたり、
手数料消費税込み2,000円の案件なのに、手数料消費税別2,000円で提案していたりしていませんか?
はじめのうちは、実績もないため信頼を獲得することが難しいものです。
しっかりと記事をかける人だと判断してもらえれば、交渉の余地がありますが、はじめのうちはクライアントが提示する納期・金額にマッチするように提案しましょう。
クライアントの都合
あなたに原因がなくとも、クライアントの都合で案件がキャンセルになることも少なくありません。
たまたま、そのようなクライアントばかりになってしまっている可能性もあります。
この場合はあまり気にする必要はありません。
実際、自分も提案して選ばれなかったものの、数ヶ月後に直接依頼を受けた経験があります。
あなたの提案文やプロフィールを見直して問題がなければ、このような例もあるので、気にせず提案を続けましょう。
初心者から使えるアピールポイント
あなたがWebライティングの初心者でも、クライアントにアピールすることはできます!
ここでは、初心者から使えるアピールポイントについて解説していきます。
知識・経験・スキルがあります!
Webライティングの内容は、ジャンルやテーマの経験者に書いてもらいたいものです。
たとえば、あなたがクライアントの立場だとして、不動産に関する記事の案件があった場合、
- ライティングの経験はないけど、不動産関連の仕事をしていた人
- ライティング経験豊富だけど、不動産のことはよく知らない人
どちらの人に依頼したいですか?
不動産関連の仕事をしていた人(経験がある人)になるはずです。
スキルに関しても同じことが言えますね。
あなたの経験やスキルは、どんなものであってもWebライティングの案件にマッチする可能性があります。
たとえば、次のようなもの。
- 趣味でロードバイクが好き → ロードバイクに関する案件
- 最近インターネット回線を変更した → インターネット回線に関する案件
- 犬や猫が好きで、実家で飼っていた → ペットに関する案件
- 海外ドラマが好きでVODをよく利用する → VODに関する案件
などなど
あなたの経験やスキルは、さまざまな案件に活かせるのです。
だから、自分自身の棚卸しが重要になってきます。
もし、あなたがまだ自分自身の棚卸しをしていないのであれば、こちらを参考に棚卸ししてみてくださいね。
納期よりも早く納品できます!
基本的にクライアントとしては、依頼してから早く納品してほしいものです。
そのため、通常1週間かかる記事を3日で納品します!と言えれば、他の提案者との差別化が図れますよね?
早く納品することをオプションとして、上乗せ料金を取る人もいます。
だからこそ、無料で早く納品できますよ、という提案者は、クライアントから見たら魅力的ではないでしょうか?
常に早く納品できますよー、と言う必要はなく、
というような案件や、なかなか案件が取れない人は試してみてください。
興味のあるジャンルです!(やる気アピール)
といった、アピールですね。やる気アピールと言ってもいいでしょう。
クライアントとしても、やる気のある人を採用したいものです。
Webライターの中には、急に音信不通になる人も結構いるみたいなので、熱意・やる気を示して、
という、意思が見える人は、採用したいものですよね?
好きなことだから詳しくリサーチできます、とか、言いようはいくらでもあります。
不慣れなので文字単価割引します!
クライアントはお金を払う立場であるため、できるだけ安価に済ませたいと思うもの。
そこで、
という人がいたら、魅力的ですよね。
文字単価1.0円の案件を、文字単価0.8円で受ける、といったようなことです。
ただし、基本的に値下げはやらないほうが良いです。
なぜなら、単純にあなたの報酬が減るし、やりすぎると消耗してしまいます。
しかし、実績が無い場合は受注が難しい場合もあるため、実績を積む目的で提案するのは良いでしょう。
数件受注すれば、実績として示せるようになるため、金額以外の部分で差別化できるようになります。
まとめ:クライアントに合わせて提案内容を変える!
提案は自分自身を商品として、クライアントに売るようなもの。
押し売りするのではなく、魅力的に見せることを意識しましょう。
クライアントから「欲しい!」と思わせる提案文を作成します。
また、提案する際にランクの高い提案者がいても気にする必要はありません。
実際自分もランサーズでシルバーランクのときに、認定ランサーを差し置いて採用された経験があります。
ランクはあとから付いてくるものなので、あなたという商品を魅力的に見せる提案文を書いていきましょう。