SEOライティングの構成づくりに役立つラッコツールズの使い方・活用方法

「SEOを意識したライティングって具体的にどういうこと?」

こんな疑問持っていませんか?

Webライティングを行うときに、指定されたキーワードに沿ったライティングを依頼されることは多いものです。

そんなときに、どうやったらSEOを意識した構成づくりからライティングができるのかを解説します。

具体的には、

  • SEOライティングで大切なこと
  • ラッコツールズの紹介
  • ラッコツールズの使い方
  • ラッコツールズの活用方法

の順番でお話ししていきます。

10分ぐらいで読めますので、キーワードからの構成づくりに悩んでいる人はぜひ一読ください。

SEOライティングで大切なことは「検索意図」を把握すること

3月からWebライティングを続けてきて、学んだことです。

検索意図とは、ユーザーが検索した先で何を求めているかということ。

たとえば、「プログラミング 習得」のキーワードで検索するユーザーの検索意図は、次のような感じかなと想像できます。

「プログラミング 習得」で検索するユーザーの検索意図予想
  • プログラミングを習得するまでにかかる時間
  • プログラミングを習得するための学習方法

キーワードから検索意図を予想することは、結構難しいです。予想しても間違っていることもありますしね。

そこで、検索意図をきちんと把握するには、検索上位サイトを確認するのが一番です。

(少なくとも、Google先生がユーザーの検索意図だと思っているサイトが上位に表示されているので)

実際に検索してみて、一つずつサイトを見て回るのもいいのですが、時間がかかるし非効率ですよね。

そこで、おすすめするのがラッコツールズです。

ラッコツールズとは?→便利なWebツールをまとめたサイト

ラッコツールズは、めっちゃ便利なWebツールをまとめて公開してくれているサイトです。

2019年08月現在では、10個の便利なWebツールを公開中!

10個のツールの中で最も重要であり、紹介したいツールが「見出し(hタグ)抽出」機能となります。

 

見出し抽出機能は、検索キーワードに対して、Google検索上位10サイトの見出しを抽出してくれる神機能です!

これがないとライティングする気が起きないくらい、めちゃくちゃ重宝してます。

上位サイトのサイトごとの文字数・10サイトの平均文字数まで確認できる上に、CSV出力にまで対応しているので、使い勝手抜群ですね。

 

あと機能とは関係ないんですが、左上のラッコ君がかわいいです。

ページを読み込むごとにいろいろな道具を持って現れます笑

(金ピカラッコがレアみたいです。みんなで金ピカラッコを見つけよう)

ラッコツールズの使い方(見出し抽出)

ラッコツールズの見出し抽出機能を使うことで、対象キーワードに対する検索意図を簡単に確認できるんです!

使い方は大きく分けて3つありますので、それぞれ簡単に紹介します。

検索上位サイトから抽出する

見出し抽出機能のメイン機能と言えるでしょう。

というか、自分は基本的にこの機能しか使ってませんが、使い方はメチャクチャ簡単。

検索上位サイトから抽出する手順

検索上位サイトから抽出する手順

検索上位サイトからの抽出手順
  1. 抽出したい見出しタグを選択(デフォルトh1~h4)、個人的にはh4タグは外す
  2. 検索キーワードを入力
  3. 「検索上位サイトから抽出」をクリック
  4. 抽出結果を確認

URLから抽出する

キーワードから上位サイトを抽出する以外にも、URLを指定して抽出することも可能です。

個人的にはほとんど使わない機能ですが、ライバルサイトなど、特定のWebサイトを研究するときに重宝しそうですね。

URLから抽出する手順

URLから抽出する手順

URLを指定して見出しを抽出する手順
  1. 抽出したい見出しタグを選択(デフォルトh1~h4)、個人的にはh4タグは外す
  2. URLを入力
  3. 「URLから抽出」をクリック
  4. 抽出結果を確認

ブックマークレットで抽出する

ブックマークレットとは、お気に入りから実行できる簡単なプログラムのことです。

やっていることはURLを指定して見出しを抽出することと同じとなります。

ブックマークレットをお気に入りに登録しておくことで、わざわざURLをコピペする手間を省けます。

ラッコツールズのブックマークレット

ブックマークレットをお気に入りバーにドラッグ&ドロップ

ブックマークレットを実行

見出しを抽出したいページを開いて、ブックマークレットを実行

URLを指定して見出しを抽出する手順
  1. 「Bookmarklet」をお気に入りバーにドラッグ&ドロップ(Chromeで動作確認)
  2. 抽出したいWebページを開く
  3. お気に入りバーに入れたブックマークレットをクリック
  4. ラッコツールズの見出し抽出ページに結果が表示される

ラッコツールズの活用方法

普段、自分がWebライティングを行うときには、必ずラッコツールズで見出し抽出機能を使っています。

ラッコツールズの見出し抽出を具体的にどのように活用するのか解説します。

検索上位サイトの見出しから検索意図を予想

「プログラミング 習得」のキーワードで記事を作成するときを例に挙げて進めますね。

上位10サイトのタイトルを並べてみます。

上位10サイトのページタイトル
  1. プログラミングの学習時間って?200時間でアプリ開発までできる時短4ステップ
  2. プログラミングの独学は無理?挫折する3つのポイントと対処法を伝授
  3. 一年間プログラミングを独学した過程を振り返ってわかったこと。
  4. 1つのプログラミング言語の習得時間の基準はどれくらいなのか?
  5. プログラミングの習得期間って実際どれくらい?初心者から身につけた経験者が答えます
  6. プログラミングの習得にかかる時間は何時間?【記録有り】
  7. プログラミングの習得には1000時間が必要なのか。時短でスキルを身に付ける方法を解説
  8. 【初心者向け】プログラミング習得期間について解説します【最短の手順付き】
  9. 初心者が最短でプログラミングを習得するための効率的な勉強法8選
  10. プログラミングを習得するためには何時間の学びが必要なのか

上位サイトのタイトルの共通点を見てみると、学習時間(期間)、独学、勉強方法といったところが共通点かなと思います。

そこで、ユーザーの検索意図として考えられるのは、次の通りと言えるでしょう。

「プログラミング 習得」で検索するユーザーの検索意図予想
  • プログラミングを習得するまでにかかる時間
  • プログラミングは独学で習得可能かどうか
  • (プログラミングを習得するための学習方法)

本当は、もう少し見出しも見てから検索意図は導き出しますが、今回はタイトルだけで簡単に出してみました。

検索意図を予想できれば、記事の方向性も決められるので、執筆時に悩むこともありません。

とても簡単に検索意図を予想できましたね。

検索意図を満たすために必要な項目を確認

検索意図を予想できたら、記事の構成案を作成します。

記事の構成案も上位サイトを参考にすると、検索意図に沿った構成を作成できます。

検索意図の中でも、習得時間と独学に関しては、検索上位の1位~3位のものであるため、必須と考えて良いでしょう。

 

検索上位のサイトの見出しを眺めてみると、だいたい次の項目について記載すれば良さそうです。

「プログラミング 習得」で必要な見出し構成案
  • プログラミング言語を習得するまでにかかる時間
  • プログラミング言語を独学することは可能か
  • プログラミング言語を習得したと言えるラインを決める
  • 実際にプログラミング言語を習得するための方法
  • 挫折しやすいポイントと対策方法
  • (できたらプラスアルファの情報)

検索上位サイトは、ユーザーの検索意図に沿ったページであるとGoogleに判断されているわけです。

そのため、新規に作成する記事を検索上位に上げるためには、最低ラインとして検索上位サイトで説明されている項目は網羅する必要があるでしょう。

もちろん、見出しや記事内容を検索上位サイトのまま書くのはダメです。コピーコンテンツは本当に意味ないので。

項目は参考にしても、記事内容はあなた自身の観点で書きましょう。

場合によって見出しごとに再検索

ここまできたら、構成もある程度固まっているため、内容を執筆することも可能です。

しかし、「もう少し掘り下げたい」とか「もう少し違った観点にしたい」という場合には、見出しごとに再度ラッコツールズで検索をかけることもあります。

たとえば、「挫折しやすいポイントと対策方法」の部分であれば、「プログラミング 挫折」とか「プログラミング モチベーション」などで、検索上位サイトを確認してみます。

そうすれば、「プログラミング 習得」で表示される検索上位のサイトとの差別化も図れます。

まとめ:Webライティングを行う上でラッコツールズは必須

Webライティングを始めたことで、ユーザーの検索意図を理解することの重要性がなんとなくでもわかってきたように思います。

ユーザーの検索意図に沿った記事を書けるようになれば、ユーザーにとってもクライアントにとっても非常にありがたい記事になりますよね。

少なくともGoogle先生が考えるユーザーの検索意図は、検索結果に表示されるため、検索結果を参考にするとよいでしょう。

 

ラッコツールズを使えば、Google先生が考えるユーザーの検索意図を簡単に予想できます。

ラッコツールズを使ったことのない人は、一度使ってみてはいかがでしょうか。

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