こんな要望・疑問に回答します。
これからWebライターを始めようと考えている人、始めて間もない人に向けた記事です。
コミュニケーションツールは、数多く存在していますが、その中でもWebライターがよく利用するツールについて紹介していきます。
クライアントとやり取りするときに必須となるツールですので、必ず準備しましょう。
それぞれの特徴や違いについても解説していますので、ぜひ一読ください。
もくじ
必須のコミュニケーションツール①:Gmail
もはや説明不要のGmailですが、メールアドレスは絶対に必要です。
Gmailは名前のとおりのメールサービスですが、もしほかのメールサービスを利用していたとしても、Gmailに切り替えましょう。
理由としては、Gmailはほぼすべての端末で利用可能であるからです。
パソコンはもちろん、スマホ(Android/iPhone)、タブレットに至るまで専用のアプリが用意されています。
また、Gmailは複数のアカウントを簡単に作成できます。
Webライターとして活動するのであれば、専用のメールアドレスを用意しましょう。
プライベートのメールアドレスとごっちゃにしていると、クライアントからのメールに気づけない場合があります。
必須のコミュニケーションツール②:Chatwork
Chatwork(チャットワーク)は、229,000社以上の企業が導入している、国産ビジネスチャットツールです。(2019年8月現在)
社内でメールによるコミュニケーションを取ることは、多くの人が経験しているでしょう。
しかし、メールよりも密なコミュニケーションが取れるチャットのほうが、現在は主流になりつつあります。
Webライティングの案件を受注する際、Chatworkで連絡を取ることは多いものです。
Chatworkは、メッセージのやり取りをほぼリアルタイムでできます。チャットなので。
さらにファイルのやり取りも簡単に行えるので、メールの代わりとして利用されることが多くなっています。
Chatworkは、Webブラウザでも使用できますが、専用のクライアントアプリも用意されています。
必須のコミュニケーションツール③:Slack
Slack(スラック)もChatworkと同じビジネスチャットツールです。
Slackの方は海外発のチャットツールで、日本ではCookpadやsansan、DeNAなどの企業に導入されています。
Slackは外部サービスとの連携も簡単にできるため、エンジニアに人気のあるチャットツールですね。
こちらも、Webライティングの案件を受注する中で、メールでのやり取りからSlackへと誘導されることがあります。
現在取引しているクライアントとのやり取りも、ChatworkとSlackは半々ですね。
もちろん、最初はGmailでやり取りするところから始まります。
そのため、Gmail/Chatwork/SlackがWebライターのコミュニケーションツールの3種の神器だと言えるでしょう。
ChatworkとSlackの違い
ChatworkとSlackは同じチャットツールですが、それぞれに特徴があります。
細かい違いは多いのですが、Webライターとして利用する上で知っておいたほうが良い点としては、
- 案件の管理方法の違い
ですね。
Chatworkは個人単位、Slackはプロジェクト単位で招待されて案件に取り組むことになります。
言葉だと分かりづらいので、簡単に図解してみます。
Chatworkは自分を基準に複数のクライアントとグループチャット内でやり取りをします。
対してSlackは、クライアントごとにプロジェクトが分かれていて、1つのプロジェクトの中ではプロジェクトに招待された人たちとしかやり取りができません。
まぁ、自分を基準やり取りをすることを考えれば、大した違いは無いんですけどね。
あえて上記の管理方法のメリットとデメリットを上げるとすれば、次のような感じかと。
- メリット:管理が楽
- デメリット:注意しないと連絡先を間違う
- メリット:連絡先を間違う可能性が低い
- デメリット:管理が面倒
どちらにしても、Webライターとして活動する上で、ChatworkもSlackも必須であることに変わりはありません。
必須ツールを一元管理できる「Station」も合わせて導入しよう
ChatworkとSlackは、Webブラウザを使って利用したり、それぞれに独自のクライアントアプリを持っていたりします。
しかし、それぞれのクライアントアプリをインストールして管理しようとすると煩雑になりがちです。
1つのアプリで一元管理できると非常に便利だと思いませんか?
そこで、複数のコミュニケーションツールを一元管理できる「Station」の紹介です。
Stationはコミュニケーションツールだけでなく、Web上のサービスも簡単に一元管理することができて、非常に便利です。
Stationについては、以下の記事で紹介していますので、確認してみてくださいね。
他にも用意しておくと良いツール
Gmail/Chatwork/Slack以外にも、利用するツールはあります。
とはいえ、3種の神器ほど使う機会は多くないため、必要となったときに用意すればよいでしょう。
実際にWebライティングの案件で必要となったことのあるツールを紹介します。
Skype
Skypeは音声通話やビデオ通話、メッセージやファイルのやり取りなど、さまざまなコミュニケーションを可能にするツールです。
知っている人も多いツールでしょう。
最近は、Windowsを利用してれば、デフォルトでインストールされていたはず。
Skypeはクライアントと「通話」するときに利用することがあります。
案件の詳細や、面接的な部分も合わせて利用されます。
Web上だと基本的に相手の顔は見えないので、クライアントとしては仕事を任せていいか気になるものです。
もし、Skypeで通話を希望されたら、逆にチャンスですので積極的に対応しましょう。
Zoom
ZoomもSkypeと同じく、通話をするときに利用します。
セミナーやミーティングを行うために開発されたものです。
Zoomはクライアントから通話の指定アプリとされた場合に用意すればよいでしょう。
基本的にはそうそう使うものではありません。
ただ、Skypeと同じようなソフトがある、ということは知っておきましょう。
Discord
Discordは、ChatworkやSlackと同じようにチャットができ、なおかつ通話も可能なサービスです。
クライアントが企業であれば、まず利用していないです。
クラウドソーシングを使っていると、クライアントが個人の場合もありますよね?
今までWebライティングの案件を取り組む中で、一度だけDiscordを利用していたことがあります。
余裕があれば用意しておくといいかもしれません。
まとめ:3種の神器を用意すれば9割は対応可能
Webライターして活動するためのコミュニケーションツールは、Gmail/Chatwork/Slackの3種の神器を用意すれば9割は対応できます。
Gmailは良いとして、ChatworkやSlackは今まで使ったことのないという人もいるでしょう。
しかし、メールでのやり取り以上にコミュニケーションが取りやすいChatworkやSlackは、今や必須ツールと言えます。
使い方自体は難しいものではありませんので、まずはユーザー登録して触って慣れていきましょう。
少なくとも、Gmail/Chatwork/Slackは用意する、ということだけは覚えておいてくださいね。