Webライティングで濃い情報を伝えるコツ|情報源の紹介

「情報の濃いWebライティングをするにはどうしたらいい?」

こんな疑問を持つあなたに向けて、情報の濃いWebライティングをする方法を紹介します。

ここで紹介する方法を実践することで、信頼性のある記事をかけるようになり、ライターとしてクライアントからは一定の評価をもらえています。

ちょっとした手間をかけるだけで、ライティングの内容がグッと良いものになりますので、ぜひ一読ください。

Webライティングでは情報源を明らかにすることが大事

インターネット上の情報は、ウソとホントが入り混じっています。

まぁ、人づてに聞いた話なんかも、同じことが言えますけどね。

ただ、Webライティングでは読者に情報を伝えるために書いているわけなので、間違った情報を伝えることは避けなければなりません。

たとえば、日本人の平均年収がどのくらいであるかの話をしたい場合、次のどちらのほうが信頼できますか?

どちらのほうが信頼できますか?
  1. 日本人の平均年収は432万円らしいです。
  2. 国税庁の平成29年分民間給与実態統計調査によると、日本人の平均年収は432万円との調査結果が出ています。

「らしいです」などと、曖昧な言い方をされると信頼できません。

②の書き方だと、国税庁という国の機関が発表した情報を参照したということがわかりますので、信頼できますよね?

このように、情報を伝えたいときには、信頼のできる会社や機関が公表している情報を元にすると、簡単に信頼性のあるライティングができます。

また、情報を参照するときには、次の2点に注意して情報を選別しています。

情報選別の注意点
  1. 情報源は信頼の置ける会社・機関か?
  2. 情報の鮮度は問題ないか?

信頼の置ける会社・機関は、誰もが知る大企業であったり、国の機関などを参照する事が多いです。

信頼の置ける会社や機関が公表している情報でも、あまりに古い情報だと意味を成さないため、「いつ」集計して公表したものであるかの確認も大切となります。

前述の日本人の平均年収の話題でも、たとえば、平成10年の発表データだと古いのであまり参考になりませんよね。

もちろん、誰もが知る大企業や国の機関の発表だからといって、全て正しいは限りません。

しかし、少なくともどこの誰かもわからない人間が「らしいです」というよりは信頼性が高まります。

よく利用する情報源の紹介

「信頼の置ける会社や機関の情報源ってどこ?」と思っているあなたのために、自分がライティングをする中でよく利用する情報源を紹介します。

一部、普段は使わないものの、知っておくと便利なサイトも紹介しておきます。

ここで紹介するもの以外にも、探してみるとたくさんの情報源がありますが、いままで情報源をあまり気にしたことのない人は、情報源のイメージを掴めると思います。

IT人材白書


IT人材白書(IPA)
IT人材白書(IPA)

情報処理推進機構(IPA)が毎年発表している、IT人材動向調査をまとめた資料です。

自分の場合は、IT・Web系のライティングをすることがほとんどですので、IT関連の動向をこの資料で確認しています。

たとえば、企業が新卒にどのようなスキルを求めているか、求められているプログラマーの種類はなにか、といった部分で参照することがあります。

IT・Web系のライティング以外では使えませんが、IPAはITに関わる人なら誰もが知っている機関です。

その他のジャンルでも、IPAのような「業界では有名な機関」というのは存在しているはずなので、あなたの各ジャンルに合わせて情報源を探してみると良いでしょう。

転職求人倍率レポート


転職求人倍率レポート(doda)
転職求人倍率レポート(doda)

求人・転職サイトのdodaが毎月発表している求人倍率に関するレポートです。

自分の場合は、主にエンジニアの需要がどれくらい高いかを示す指標として使っています。

業種別、職種別で求人倍率が確認できるため、業界動向を把握することにも使えますね。

一見すると就職者、転職者のための情報ですが、ライティングに用いる情報としても使えます。

賃金構造基本統計調査


賃金構造基本統計調査(厚生労働省)
賃金構造基本統計調査(厚生労働省)

厚生労働省が毎年6月に実施している調査です。

日本人の賃金の推移を、性別・学歴・業種・職種などで調査した資料となります。

エンジニアの種類別の収入に関する記事や、エンジニアと日本人平均の収入との比較などで利用することがある資料ですね。

その他の情報源

普段IT・Web関連のライティングばかりなので、そんなに利用しているものではありませんが、「こんな情報源もあるよ」程度に紹介しておきます。

あなたの執筆するジャンルによっては、重宝するものもあるかもしれないので、一度確認してみましょう。

まとめ:信頼のある情報源を使って濃いライティングをしよう

情報源を明示することとで、信頼性のある記事を執筆することができるようになります。

信頼の置ける会社や機関の情報を参照する場合、かならず参照元・引用元としてリンクを貼ることになりますが、SEO対策としての効果も期待できます。

詳しいことは、いずれ別記事にまとめたいと考えていますが...

情報源を明示して記事の信頼性を高めること自体、読者のためでもありますが、SEO対策としても効果的です。

そのような記事を書けるライターは、クライアントも望んでいるものと考えられます。

自分もまだまだ情報源を活用しきれているとは言い切れない部分もありますので、自分含め、情報源については常に考えながらライティングしていきましょう!

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